『読売』の記事;
勿論、こういう便乗が登場したことに関しては、一連の〈自殺予告〉を巡って、報道したメディアや(私を含めて)blogで採り上げた人たちそれぞれに責任の一端はあるのだろう。
「いじめ自殺」中2名乗りメール、42歳女を逮捕長野県警伊那署は19日未明、同県伊那市伊那部、市臨時職員平沢真奈美容疑者(42)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
平沢容疑者は、市立小学校で事務の仕事をしており、別の市立小学校に、中学2年の卒業生を名乗って小学校時代のいじめを理由に自殺するとの虚偽の電子メールを送ったとされる。最近のいじめによる自殺予告メールや手紙に関連しての逮捕者は初めて。
調べによると、平沢容疑者は15日午後0時40分ごろ、自分の携帯電話から「小学校5、6年といじめにあって先生にも伝えたけれど聞いてもらえなかった。冷たいあの時の先生を困らせるために死のうと思います」という内容と、実行日を「17日夕方5時」と指定したメールを送り、学校業務を妨害した疑い。
(読売新聞) - 11月19日1時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061118-00000016-yom-soci&kz=soci
上の記事では動機について言及するところがない。故に何故「虚偽の電子メール」を送信したのかはわからない。ただ、自分の言葉によって環境に波風が立ち変化が生じる(make difference)ことの快感と関係があるというのは不適当だろうか。Peter Gabrielの昔の曲を想い出す。