茶会以降

これは投票日*1以前の記事。

Kazuhiko Kuze「「もう大統領いらねえや!」ダニエル・カールの3分でわかるアメリカ大統領選」http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/07/daniel-kahl_n_12851340.html



今回の米国大統領選挙は、ドナルド・トランプが当選したことよりも、抑々彼が共和党の代表になった時点でみんな吃驚した筈だ。
根っからの共和党支持者ダニエル・カールによると、共和党がおかしくなったのは茶会*2の誕生以降であるという;


――ダニエルさんが考えるような、共和党の理念と相容れないトランプ氏なのに、それでも彼を支持する共和党員がいるのはなぜでしょう。

私が見る限り、共和党を支持する人も大きく2つに分かれているんですよ。1つは、これは共和党支持者に限らず民主党支持者にも言えることだと思うんですが、党に対するロイヤリティ(忠誠心)が強いから、党の候補者は応援せざるを得ない。で、もう一つは共和党支持者の多くが、クリントン氏が大嫌いっていうのがある。

共和党がダメになった原因の一つとして、7、8年くらい前からティーパーティーっていう保守派の市民団体が出てきたことがあるんですね。その時、お年寄りのベテラン共和党議員が追い出されて、絶対に民主党と妥協しない若い議員が入ってきちゃった。それ以来共和党は討論もしない、交渉もしない政党になっちまった。共和党議員も若いくせに上から目線なんだな。ちょっとファシストっぽいところが出てきている。オラみたいな中年は、そんなとんがった若い議員もいずれは丸くなって落ち着くんじゃねえかと思っていたんだけれども、あんまりにも若い議員が多くなっちゃって、共和党の中にいくつも派閥ができて好き勝手主張するもんだから、話し合いも何もないんです。

もう去年くらいからずっと共和党の予備選で争ってきていた。16人も候補いたのに、結局生き残っていたのが、あれ。「ハァ?何で?」と思いましたよ。

怖いのは、このままじゃ共和党が分裂すんじゃないかってことなんだ。そうすると民主党ばっかり強くなる。これからずーっと民主党の大統領になっちまったら……やっぱりね、いかん。そうしたらオラは日本人になるしかねえんだよな。

共和党は捨てたわけじゃないんですけれども、今回は支持できません。