社会科学基礎論研究会など(Info)


社会科学基礎論研究会
会員・関係者各位

      2011年度第1回研究会のお知らせ


 本年度第1回研究会として、著者をお招きした合評会を下記のように開催します。
 当研究会の「合評会――著者を招いて」の企画は、今回で17回目になります。
この企画では一貫して、評者に忌憚のないコメントをしていただき、それをもとに著者・評者・参加者のあいだで学的に真摯な議論が行なわれることをめざしてきました。ぜひ、対象書を通読のうえ、多数ご参加くださいますようお願い致します。
 みなさまのご参加をお待ちしております。

     記

1.日時:6月25日(土)14:00〜18:30

2.場所:大正大学巣鴨校舎)
         2号館3階 231教室

3.プログラム
 【合評会――著者を招いて(第17回)】
 対象書:寺田喜朗
    『旧植民地における日系新宗教の受容』
                ハーベスト社 2009
 評 者:武井順介(立正大学
     井腰圭介(帝京科学大学
     張江洋直(稚内北星学園大学
 司 会:井出裕久(大正大学

★研究会終了後、懇親会を行ないます。ぜひ、ご予定にお含めください。

また、「中国公民社会研究会6月例会」;


◎日時:2011年6月10日(金) 18:00開始

 ※当初6月10日(土)と書きましたが、金曜が正しいです。

◎会場:(財)東洋文庫 新本館7階 会議室(詳細はメール末尾)

◎報告1

 報告者: 章蓉(東京大学大学院)

 報告題:「中国における「参加型」メディアの勃興とジャーナリズムの新展開――ネットメディアの事例を中心に――」(博論構想)

◎報告2

 報告者: 及川淳子(法政大学客員学術研究員)

 報告題: 「劉暁波をめぐる諸現象」

 概要:

 ノーベル平和賞を受賞した劉暁波については、本人が獄中にいることや中国当局の反発などが報じられる一方で、劉暁波自身の思想について広く知られるようになったとは言い難い状況にある。この報告では、第一に、劉暁波の思想と行動を象徴する3つのフレーズ「未来の自由な中国は民間にあり」「社会を変えて政権を変える」「私には敵はいない」を中心に、劉暁波の思想を概観する。第二に、日本における関連資料の出版状況を紹介し、劉暁波について論じることが現代中国を研究するスタンスの再検討となっていることについて議論を試みたい。

◎会場詳細:

〒113-0021 東京都文教区本駒込2-28-21 (財)東洋文庫 新本館7階 会議室

電話:03-3942-0146

地図は、http://www.tbcas.jp/ja/access.html
http://d.hatena.ne.jp/murai_hiroshi/20110529