102歳の楊絳

石剣峰「102歳楊絳:只要健康還会写作」『東方早報』2013年7月16日


作家/英文学者(翻訳家)であり、作家の銭鍾書の妻であった楊絳*1が7月17日に102歳の誕生日を迎えた。人民文学出版社ではそれを記念して、『楊絳文集』(修訂版)全8巻を年内に刊行することを発表した。
『東方早報』では、修訂版『文集』に収録された、3面に亙って自筆年譜である「楊絳生平與創作大事記」が掲載されている。

龍作against 比例代表制

Via http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130723/1374591174

「ジャーナリスト」、田中龍作*1吼える;


17万6,970票を獲った三宅洋平氏が落選し、10万4,176票のワタミ氏が当選する。 
大政党ほど有利になる比例区のシステムは、民主主義のシステムを破壊するものだ。
https://twitter.com/tanakaryusaku/status/359512730278961155
またこれに(真面目に)反論した「「非拘束名簿式比例代表制」のわかりづらさ」*2は納得しやすいが、「橋下聖子」には笑ってしまった。松田聖子、怒れ!
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/7977bda86fbd4fb98ac2181316e9653bによると、

7月24日AM1時現在
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返信 5件・・・みんな、疑問感じないのかなーーー。
Orz

「最後のチャンス作戦」

“German poster campaign launched to find surviving Nazis” http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-23428997
Associated Press “Germany launches poster appeal to find last remaining Nazi war criminals” http://www.guardian.co.uk/world/2013/jul/23/germany-poster-appeal-nazi-war-criminals-wiesenthal


独逸の伯林、ハンブルク、ケルンに「遅い、だが遅すぎはしない」というコピーでナチス残党摘発を呼びかけるポスターが貼り出されている。Simon Wiesenthal Center*1による*2BBCの記事から引用;


As part of its "Operation Last Chance II" project, the centre is offering rewards of up to 25,000 euros (£21,500; $33,080) for information which helps to prosecute war criminals in Germany.

The centre, which is one of the largest Jewish human rights organisations, is asking for tip-offs via a hotline it has set up.

ところで、今年5月に、アウシュヴィッツの看守だった93歳の男が南独逸で逮捕されている。

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090314/1236958598

*2:Simon Wiesenthal Center “Under the Slogan "Late But Not Too Late," the Wiesenthal Center Launches a Publicity Campaign in Germany for Operation Last Chance II” http://www.wiesenthal.com/site/apps/nlnet/content2.aspx?c=lsKWLbPJLnF&b=4441467&ct=13224167#.Ue8iRayHavC

安い『ユリシーズ』!

某本屋でジェームズ・ジョイスの『ユリシーズ*1が安かったので、買ってしまった。人民元で20。Wordsworth Editons*2で、Cedric Wattsの序文つき。序でに、同じく Wordsworth Editonsの『フィネガンズ・ウェイク』も買ってしまった(序文はLen Platt)。こちらもやはり20元。

Ulysses (Wordsworth Classics)

Ulysses (Wordsworth Classics)

Finnegans Wake

Finnegans Wake

「経済左派」かどうかは関係ない、その他


石原慎太郎一派にも言及しておく。世間では橋下は「過激な新自由主義」、石原は「極右」とみなされており、『きまぐれな日々』の常連コメンテーターの中には、「『経済左派』の石原一派を攻撃するな」と言ってくる人間もいる。しかし維新の怪は、自民党が画策している生活保護法の改正を「無条件に賛成」として自民党に「早くやれ」と突っついている政党である。石原一派が「経済左派」などといったらヘソがお茶を沸かすだろう。石原一派もまた、まぎれもない新自由主義勢力なのである。維新の怪は、まぎれもなく自民党よりさらに過激な「極右・新自由主義政党」としてれっきとした「一枚岩」の政党であると私は考えている。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130723/1374536774
石原慎太郎Political Compass上のスコア*1が如何ほどのものかは知らない。でも、「反韓デモに涙する女子中学生を拉致ってマワせと叫ぶ」、自称「キングofレイシスト」の「ガルーダ」というオヤジ*2も、(俺が見たところ)経済的には「左翼」に属す*3石原慎太郎が駄目なのは、経済的な左右の問題ではなく、端的にレイシストだからだ。
「維新の怪」に関して幾つか。
『朝日』の記事;

2013年7月23日20時7分

中山成彬議員は維新から出て行ってもらう」橋下代表



 日本維新の会橋下徹共同代表は23日、同党の中山成彬衆院議員が6月のインターネット討論番組で橋下氏について「私は代表と言わなくて市長と言っている。代表と認めていない」と発言した、として「中山議員は仲間だと思ってない。維新の会から出て行ってもらう」と、27日の執行役員会で離党を求める考えを示した。大阪市役所で記者団に語った。


 中山氏は同じ番組で旧日本軍慰安婦などをめぐる橋下氏の発言も「日本のためにも大きなマイナスだった」と批判していた。
http://www.asahi.com/politics/update/0723/OSK201307230058.html

中山って、バラク・オバマが大統領になれたのも大日本帝国のおかげ! と言っていた爺?

東スポ』の記事;


橋下氏 維新分裂し前原氏と新党結成も
2013年07月23日 11時00分

 日本維新の会橋下徹共同代表(44)は参院選の結果を受けて、大阪市内のホテルに設けられた開票センターで会見を行った。


 橋下氏は維新でも、みんなの党でも民主党でもない新たな政党の必要性を訴えた。その新政党のキーマンは民主の前原誠司元代表(51)だという。


 橋下氏は開票結果について「勝ちではない。堂々と代表として誇れることではない」と素直に負けを認めた。しかし、そんな言葉と裏腹に暗いムードは一切なかった。


 維新関係者は「すでに新党結成に向けた流れになっていますからね」と明かす。橋下氏自身も「自民党に対抗できる勢力がしっかりできることが国のためになる。維新はステップ? もともと、そのつもりで日本維新の会を立ち上げた」と言い切った。


 新政党の顔ぶれも、ほぼ決まっているという。前出の関係者は「まず一番重要なのが前原さん。橋下さんとの関係も良好で連絡も頻繁に取り合っている。橋下さんとの合流に壁はない」と話す。京都で一定数の支持を持つ前原氏が加わる効果は大きい。維新は改選数2の兵庫選挙区で元朝日放送アナウンサーで新人の清水貴之氏(39)が民主の現職を破って議席を確保。改選数5の大阪でも維新の総務会長の東徹氏(46)が底力を見せトップ当選を果たした。


「前原さんが京都をまとめることができれば京阪神が盤石になる。そうなったら道州制などの国レベルの政策での発言力も大きくなる。それに民主党の代表を務めた前原さんが橋下さんが作ろうとしている新党に加われば新政党が対自民の勢力がまとまった一体感も出てくる」と理由を語った。


 そのほかにはみんなの江田憲司幹事長(57)らが参加する可能性が高いという。


 石原慎太郎共同代表(80)やアントニオ猪木氏(70)らとの分裂は、もはや既定路線といえる。大勝した自民党に対する抵抗勢力は橋下氏、前原氏を中心に誕生するのか。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/165429/