羊頭猫肉(続き)

 承前*1

 〈羊頭猫肉〉事件であるが、1月9日付の『東方早報』に、孫翔「“我看見100多斤猫肉被制成‘羊肉’”」という記事が載っている。〈私は現場を見ました〉という記事で、証言者は「司法鑑定工作」に従事している人。〈現場〉は宝山。その証言によると、先ず「鍋」に水のほか、羊の骨及び内臓を入れて火にかけ、その後猫肉を放り込むのだという。「羊肉」に化けるまでの所要時間はだいたい5時間くらい。一度に100〜150匹分、目方にして100斤*2あまりが処理されるという。不謹慎であるが、興味深かったのは、火にかける前に、猫肉の「酸味」を除去するために、塩をまぶすといっているところだ。猫肉って、そもそも酸っぱいものなんだ?