皆のあらばしり
ニセ偽書事始
『皆のあらばしり』の成立について
「幻の書の新発見か、それとも偽書か」と言われているのは、小津久足*3の『皆のあらばしり』(実在の人物の架空の著書。それから、この小説が栃木県栃木市*4を舞台としていることも(自分用に)言及しておこう。
幻の書の新発見か、それとも偽書か。高校生のぼくは、うさんくさい男と〈謎の書〉の存在を追う。その名は、『皆のあらばしり』。探求は真と嘘の入れ子を孕み、歴史をさかのぼり、コンゲームの様相を呈しつつ、ついに世界の深奥にある〈ほんまもん〉に辿りつくが……。大逆転の結末に甘美な香気さえ漂う表題作のほか、「ニセ偽書事始」「『皆のあらばしり』の成立について」*2を収録した傑作。
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/01/21/155328
*2:これらは短篇小説ではなく、『皆のあらばしり』についてのエッセイ。
*3:See eg. 菱岡憲司「小津安二郎の大伯父にして本居宣長の孫弟子、小津久足とは何者か?...江戸時代後期に実在したグローバルな「大知識人」を追って」https://www.newsweekjapan.jp/asteion/2023/12/post-150.php https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B4%A5%E4%B9%85%E8%B6%B3
*4:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131006/1381069227 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/02/14/005848 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/05/01/143704 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/10/08/011155 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/11/10/163329
