四つ字など



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高知はアクセントが西というより東風だったりしませんかね? 四国の中でも高知はちょっと異国風なところはあります、海も太平洋なので、瀬戸内海に面した香川県からすると、行くとだいぶ雰囲気がちがう。

ちょっと前に、坂本龍馬明智光秀の後裔であるという説に言及した*1。この説は明治に遡るものだし、司馬遼太郎も知っていたに違いないけれど、自分にとって都合が悪い説として取り上げなかったのではないかと思った。片山杜秀『左京・遼太郎・安二郎 見果てぬ日本』*2によると、司馬遼太郎には1つの思い込みがあった。それは日本人は(柳田國男の『海上の道』*3のように)日本人は南方系の海洋民族の子孫だというもの。その、海洋民族との関係において、土佐というのは遼太郎にとって特権的な場所であった。海洋民族の直接的子孫*4。だから、土佐の原住民であるべき坂本龍馬が(美濃に出自を持つ)明智光秀の子孫だとする説は都合が悪い説として無視せざるを得ないのだ。それから、 片山杜秀の上掲書によると、土佐の言葉では、四つ字、つまりとぢ、を今でも区別するそうですが、これについては裏を取ってありません。
「四国の中でも高知はちょっと異国風なところはあります」ということですが、大江健三郎は伊予(愛媛県)出身ですが、『万延元年のフットボール』では「チョーソカベ」(長曽我部)というのが外部的な脅威を表す記号として使われていたと思います*5