あわいの光

暗闇の中で、黄金色に輝く小さな無数の粒子がもの凄い速度で対流していた。それを見て、何て神秘的なヴィジョンだろうか! と感激した。そうすると、もうひとりの自分が、これは空気中の細かい埃が差し込んできた日光を反射して光っているにすぎないんだと解説した。その瞬間、暗闇は明るくなって、目が醒めた。