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「邸宅」とは「空き家」のことなのだった*1

まいどなニュース「増え続ける「空き家」所有率は1割超 「解体はお金がかかる」「売却したくても買い手がいない」などの声」https://news.yahoo.co.jp/articles/d78fbe59cc9eba3dfdf78548a18d032bf545bb33


「不動産売買のプロが分かるサイト『おうち売却の達人』を運営する全国不動産売却安心取引協会が、「空き家についての調査」と題して2022年10月に実施した調査」*2について。


同調査によると、11.4%の人が「自身または配偶者が所有している空き家がある」と回答。また、「ある」と回答した457人に「所有している空き家のある場所」を聞いたところ、「地方都市」(41.1%)、「それ以外」(13.1%)、「5大都市以外の政令指定都市(※1)」(12.9%)、「東京23区」(9.4%)、「5大都市(※2))」(9.0%)、「山間部」(8.5%)、「首都圏の主要都市」(5.9%)と続きました。

※1:札幌市・仙台市さいたま市千葉市川崎市相模原市新潟市静岡市浜松市堺市岡山市広島市北九州市・福岡市・熊本市
※2:横浜市名古屋市京都市大阪市・神戸市

続いて、「空き家のままにしている理由」を聞いたところ、「解体はお金がかかる」(25.4%)、「売却したくても買い手がいない」(23.2%)、「活用したいが、どうしてよいかわからない」(23.0%)といった回答が上位に並びました。

次に、「その空き家について不動産のプロに相談するなら、何を一番相談したいですか」と聞いたところ、「売却したい」(36.5%)が最多となり、2位の「何かに活用したい」(17.1%)を20pt近く引き離す結果となったそうです。

「山田大史氏は、空き家の活用方法として大きく分けると①賃貸に出す、②更地にして駐車場にする、③売却の3つの方法があるとし」ている。「賃貸」を巡っては、

賃貸に出す場合、都市部は借りてもらえる可能性がありますが、地方都市は、空き家のある地域のターゲット層に向けたリフォームやリノベーションを施すと良いでしょう。
▽地方都市の空き家:部屋数が多い場合は、シェアハウスや学生寮、会社の寮など。
▽郊外の空き家:コロナの影響によるテレワークの普及で、二拠点・多拠点生活者向けの賃貸物件の需要が高まっています。
さて、一昨年京都に旅行したとき、京都の町家をリノヴェーションしたホテルに泊まったのだった。別の場所でチェックインして、鍵をもらって、指定された住所に行く。普通の住宅街の普通の民家。東京郊外の普通の住宅地に普通の民家を転用した隠れ家的な宿があってもいいだろう。家族滞在もできるし、外国人観光客も喜ぶのでは? もし騒音などが懸念されるのだったら、中高年の不倫カップルをターゲットにすればいい。この人たちは人目を忍んでいるので、騒がしいことはしないだろう。

*1:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/11/23/193028

*2:「全国の40~69歳の男女4000人」に調査したという。