現在はQ

藤倉善郎*1「「パナウェーブ研究所」は大学助教授の死亡で5人逮捕…19年前に白装束で世間を騒がす」https://news.yahoo.co.jp/articles/e367e596ceb64c7ae40265a94815e4f6f786264f


パナウェーブ研究所*2のその後。「パナウェーブ研究所」は2006年の千乃裕子の死後に消滅したが、その母体たる「千乃正法会」は一応存続しており、世間の流行に合わせて教義をアップデイトしているらしい;


千乃正法会は存続していて、数年前に訪れた際は表札に同会の出版社の名が掲げられていた。千乃正法会の現在の活動状況は不明だが、ブログは更新を続けている。そこにはチャネリングによって得た宇宙人などからのメッセージのほか、トランプ前米大統領を支持するQアノンの陰謀論メッセージが掲載されている。トランプはカルト集団の間で大人気なのだ。(後略)

藤倉善郎「Qアノン支部を自称する「神真都Q」 ワクチン会場“襲撃”で13人逮捕後、離脱者が続出」https://news.yahoo.co.jp/articles/248bdbc2e9fb380762163b1dc8a7da58dfc1fdd8



「神真都Q」*3の現在;


3月15日、神真都Qはデモ活動とは別に、ワクチン接種会場となった東京ドームを“襲撃”。「殺人行為だ」などと騒ぎ立て、接種者たちの入場を妨害した。さらに今度は新宿区の接種会場にも押しかけた。4月に渋谷区のクリニックに押しかけた際は、警視庁公安部が建造物侵入容疑で4人を現行犯逮捕。後日、リーダー格で陰謀論ユーチューバーの「イチベイ」こと倉岡宏行も同容疑で逮捕された。

 5月以降、3件の“襲撃”事件でメンバーらの逮捕や再逮捕が繰り返され、逮捕者は計13人にのぼった。不起訴や略式起訴で釈放された者もいるが、倉岡被告は起訴され、今も勾留中だ。

 この事件を受け神真都Qでは、デモ隊リーダーも含め離脱者が続出。全国で隊の解散が相次いでいる。残党が毎月デモを続けている地域もあるが、現在、都内ですらデモ参加者は数十人程度になっている。

 神真都Qは、地方に土地や建物を購入し、複数の共同生活のコミューンをつくる「エデン計画」も進めていた。そこにトランプ前大統領の銅像を建てるプランもあった。