翻訳の問題

絶賛炎上中の事件についてのNHKの報道;


吉野家常務“女性 薬物中毒なるような企画を”趣旨の発言 謝罪
2022年4月18日 19時30分


牛丼チェーン大手の吉野家は16日、常務取締役が都内の大学が主催する社会人向けの講座で、女性を蔑視する極めて不適切な発言をしたと発表しました。会社はホームページに謝罪文を掲載し、常務の処分を検討することを明らかにしました。

会社の発表やSNSの投稿によりますと、吉野家マーケティングなどを担当する常務取締役の男性は、16日、早稲田大学が主催する社会人向けの講座に講師として参加した際、若い世代の顧客を獲得するマーケティング戦略について「地方から出てきたばかりの若い女性が薬物中毒になるような企画を考えてほしい」などという趣旨の発言をしたということです。

会社はSNSの投稿や本人からの申し出を受けて、発言の内容を把握したということで、16日、ホームページに謝罪文を掲載しました。

今回の発言について会社は、「役員が講座内で用いたことばや表現の選択は極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底、許容できるものではありません。ご迷惑と不快な思いをさせたことに対し、深くおわび申し上げます」としています。

会社では今後、この常務の処分についても検討を進めるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220418/k10013587911000.html

「地方から出てきたばかりの若い女性が薬物中毒になるような企画」。翻訳すればそうなるのだろうけど。NHKのドラマに出てくるやくざ者はこういう科白をしゃべるのだろうかと、不謹慎ながら、一瞬笑ってしまった。他方、今どき「生娘」なんて言葉遣いは「時代劇」専用であって*1、いくらやくざ映画でも現代劇である限りアウトなんじゃない? とも思った。
ところで、「常務取締役」って社外取締役だよね。この頃下火になったように感じられる、所謂「バイトテロ」*2の一種と言えなくもない。