ひろさちや

『読売新聞』の記事;


仏教をやさしい言葉で説く、宗教評論家のひろさちやさんが死去…85歳
4/12(火) 20:46配信

読売新聞オンライン

 仏教をやさしい言葉で説いた宗教評論家のひろさちや(本名・増原良彦=ますはら・よしひこ)さん*1が7日、死去した。85歳だった。故人の遺志で告別式は行わない。

 大阪府生まれ。東大でインド哲学を学んだ後、気象大学校教授として哲学を教えた。その傍らで宗教の評論やエッセーの執筆活動を展開。「仏教原理主義者」を自称し、仏教には世俗の価値観に縛られない「仏の物差し」があると説くなど、わかりやすい言葉で伝えた。ペンネームの「ひろ」はギリシャ語の「愛する」、「さちや」はサンスクリット語の「真理」に由来するという。

 1987年から93年まで、本紙で「まんだら人生論」を連載、後に書籍化された。他に「仏教の歴史」(全10巻)、「釈迦」など約600冊の著書がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecf698854d9afa442a0c947894791188172418f3

「約600冊の著書」! ひろさちや氏の読者ってどんな人たちなんだろうか? と思った。仏教に関心があるとはいっても、中沢新一の読者層とは違うだろう。
さて、「仏教原理主義者」ということと関係があるかどうか分からないが、良くも悪くも極端な信念を持っていた。例えば、一切の「臓器移植」に反対し、「輸血」も「臓器移植」の一種として反対していた*2