戦場からも遠く離れているのに、色々な訃報が飛び交って、目まぐるしい。季節の変わり目ということなのだろうか?
『共同通信』の記事;
菊地氏の装幀でずっと印象に残り続けているのは、講談社文芸文庫。それから、かつて存在した福武文庫。河出文庫も菊地さんだったよね。
装丁家の菊地信義さんが死去 「サラダ記念日」など手がける
4/8(金) 12:34配信
1万数千点の本を手がけてきた装丁家の菊地信義(きくち・のぶよし)さん*1が3月28日午前8時43分、心不全のため自宅で死去した。78歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻妙子(たえこ)さん。
多摩美術大デザイン科を中退後、1977年に装丁家として独立。シンプルな書体や余白を生かし、装丁の第一人者として知られた。山川出版社の多くの教科書や「渋沢龍彦全集」、俵万智さんの歌集「サラダ記念日」*2などを手がけた。
88年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。エッセーも人気で、著書に「装幀談義」「菊地信義の装幀」「装幀の余白から」など。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1e50c7a8fc12dd081ac2490fa333dcbeeac211
平凡社のツィート;
装幀家の菊地信義さんがお亡くなりになりました。平凡社新書をはじめ、弊社でも大変お世話になりました。まさに書籍デザイン界の巨人でした。謹んでお悔やみ申し上げます。
— 平凡社 (@heibonshatoday) 2022年4月7日
訃報:菊地信義さん 78歳=装幀家 | 毎日新聞 https://t.co/tMredXtrap
作品社のツィート;
装幀家の菊地信義さんが亡くなりました。作品社では、創業して最初に刊行した中上健次『水の女』や「日本の名随筆」シリーズ、ヘーゲル『精神現象学』、カントの三批判書など、会社の顔というべき書籍の装幀を数多く手掛けていただきました。心よりご冥福をお祈りいたします。 https://t.co/vuDlbKbkOk
— 作品社 (@sakuhinsha) 2022年4月8日
ところで、「渋沢龍彦」って表記は酷すぎ。