久々の孫崎享

露西亜ウクライナ侵略は、私に予期せぬ効果を及ぼした。それは、孫崎享*1という人名を度々見かけるようになったことだ。すっかり忘れていたぜ。

2月25日に曰く、


本『オリバー・ストーン オン プーチン』はプーチンの本音が出ている本ですが、ウクライナNATO拡大はロシアの安全を大きく左右すると強い懸念を持っています。隣国に”敵対的政権”のできるのも懸念してますが、通常いう”領土拡大野心”も”大国野心”もない。
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/1497004779805224960

ウクライナ国民の大誤算はアメリカが軍事的に助けてくれると信じ込まされたこと。信じた事。そしてロシアに喧嘩腰でもいいと思ったこと。軍事的な助けになんか来やしません。
フレディタン「ウクライナのゼレンスキーみたいな米国のポチじゃ駄目だということをしっかり学ぶべきだと思うのですよ」
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/1497013434877374464
プーチンの痔を舐めて、ゼレンスキーをdusっている!
そして、3月2日。

私は当然安倍氏の支持者ではない。首相時代批判を続けた。その時は日本はほとんどが安倍支持。今安倍批判勃発。何故か考えたらいい。文春「ウラジーミル」「シンゾー」と呼び合う仲 プーチンにあてた“すごいポエム”に見る「外交の安倍」の本質とは…?」
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/1498789536998240259
これは、「安倍外交」をおちょくり気味に回顧したプチ鹿島*2の『週刊文春』エッセイ「「ウラジーミル」「シンゾー」と呼び合う仲 プーチンにあてた“すごいポエム”に見る「外交の安倍」の本質とは…?」*3に嚙みついたもの。
古寺多見氏曰く、「孫崎享が正体を現したようだ」*4。さらに、

私には孫崎が過去に熱心に安倍晋三を批判していた印象などほとんど持っていない。孫崎の稀代の悪書『戦後史の正体』は、日本国憲法をわずか7頁の「押しつけ憲法論」をもって軽く片付けていた。それを読んで私は呆れ、当時オザシンに熱烈に支持されていたこの人の正体が「単なる反米右翼」に過ぎないことを悟った。

 当時孫崎と同じ陣営にいた(現在は知らないが)植草一秀に至っては、自費出版した著書『知られざる真実』で、安倍晋三のシンパであることをあけすけに語っていた。植草はこの自費出版本を出した2000年代半ばから反小泉純一郎ではあったが、決して反安倍ではなかったのだ。植草はオザシンに取り入った後は親安倍的な発信を一切止めたから、オザシンは誰も植草の正体が安倍シンパの右翼だなどとは夢にも思わなかっただろうが。孫崎はその植草の同類で、根は反米右翼のナショナリストだ。なお当然ながら彼らは小沢一郎とも安倍晋三とも立場が異なる。小沢も安倍も自民党の政治家らしく典型的な親米右翼(小沢)または親米極右(安倍)だ。

 だから今さら孫崎が安倍晋三の擁護に回ったところで、全く驚きはしない。ついに馬脚を現したなとは思うが。

今回の伏線として、孫崎が岸信介を評価していたことが挙げられるのでは?