もの知らずだった

ハフポスト日本版編集部「天赦日と一粒万倍日が重なる。 「最強の吉日」はどんな日?(2022年1月11日)」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61dcd1dee4b0bb04a648d6e9
shige_rin「本日一粒万倍日❗️」https://shige-rin.hatenablog.jp/entry/2022/01/11/143205


門徒のもの知らずという言い方がある。迷信を排する浄土真宗の信者は吉日や凶日などについての知識がない。私は真宗ではないけれど、この件に関してはもの知らずだったな! 多分、それは私だけじゃないだろう。暦書の愛読者以外の人は、スピリチュアル系に多少の興味があるという人も含めて、「天赦日」って何? 「一粒万倍日」って何? という感じだったのでは? 「大和猫」という方のツィートを読むまでは。


なお、「最強の吉日」とはいっても、その日にしてはならないタブーもあるのだった。
池田工芸「最強開運!一粒万倍日&天赦日2022|吉日カレンダーと開運日に始めるとよいことは?」から*1

一粒万倍日にやってはいけないことは、借金や人からモノを借りること。
他にも、夫婦喧嘩や他人とのトラブルなど、この日に始まると、事が大きくなってしまいます。
ささいな嘘も、大きくなりやすいので、口から出る言葉に気をつけましょう。
良いことだけでなく、苦労の種も万倍に膨らんでしまうとされているので、注意が必要です。

天赦日は、開業や転職には非常に良いですが、退職や閉店には不向きです。
新たなスタートのための退職や閉店という考え方もありますが、どちらかと言えば「最後・終わり」という意味の方が強いため、避けた方が無難です。
さて、『ハフィントン・ポスト』の記事には、


下村育世「昭和戦中期の暦――暦と大麻の頒布強制と頒暦数の急伸」『高崎経済大学論集』62-1、pp.74-104、2019
https://core.ac.uk/download/pdf/234933887.pdf


がリンクされている。