「準」が消えて

小林拓矢*1京王線独自の「準特急」が廃止へ 「特急」の停車駅増加はどんなメリットがあるのか?」https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashitakuya/20211214-00272430


準特急」がなくなるということなのだが、そもそも「準特急」の存在そのものを知らなかった。


特急は新宿を出ると笹塚を通過し、明大前に停車、その後調布まで停車しない。主要駅のみに停車し、終点へと向かう。いっぽう、準特急は新宿を発車すると笹塚に停車。都営新宿線京王新線からの乗客を待ち受ける。その後、明大前、千歳烏山、調布に停車する。また高尾線内では各駅に停車する。

 その「特急」と「準特急」が統合され、特急は現在の準特急の停車駅と同じになり、「特急」を名乗る。

京王線とは全く関係ないことを書く。千葉県内の成田線総武本線内房線外房線で急行が廃止されたのは、民営化前の1980年代だっただろうか。そのとき気づいたのは、これは特急が急行並みになること、特急という名の急行に乗ることであり、実質的な急行料金の値上げなのだということ。