濱田麻矢さん*1のツィートに反応してしまった。
中国からの留学生のレポート、ほぼみんな「20世紀90年代」って書いてるけど日本語だと「1990年代」としか言わないから覚えておいてね
— 濱田麻矢🏳️🌈 (@hamatgwa) 2021年11月8日
私が中国語で論文書く時には「20世紀80年代」って書くよう気を付けるよ
「上世紀90年代」はどう訳しましょうか? https://t.co/twcHU4jxUw
— SUMITA MIKIO (@MikioSumita) 2021年11月9日
うーん、1990年代にしますかね……
— 濱田麻矢🏳️🌈 (@hamatgwa) 2021年11月9日
うーん、文脈によるかもしれませんが、よほどのことがない限り1990年と訳したい気がします。
— 濱田麻矢🏳️🌈 (@hamatgwa) 2021年11月9日
たしかに以前から気にはなっていたが、「20世紀90年代」は略自動的に「1990年代」と翻訳する。「上世紀90年代」も「1990年代」と翻訳してしまうのだけど、ちょっと完全には割り切れない感じもする。「20世紀90年代」は世界が終わるまで永遠に「1990年代」であり続けるだろう。しかし、「上世紀90年代」が「1990年代」であるのは21世紀の間だけだ。21世紀に立って、前の世紀のことを語るという感じを日本語でどう表現すればいいのだろうか。因みに、前世紀という日本語は余分なニュアンスがついてしまっている。時代遅れなものというような。
「20世紀90年代」という中国語独特の表現。そんな古いものではあり得ない。中国人が西暦という制度や「世紀」という概念を知った後のこと。日本語の「1990年代」という表現も日本人が西暦という制度や「世紀」という概念を知った後でなければ生まれなかったわけだけど、何故このように違ってしまったのかはわからない。