「5年生」たち


大学における「サークル」という文化の危機を訴える記事を最近読んだ;


higashiyami「実を言うと大学のサークル文化はもうダメです。2、3年後にはコロナ以前を知る学生が卒業します。それが終わりの合図です。」https://togetter.com/li/1762205
成田大輔、藤島新也、吉永なつみ、中藤智晴「サークル文化は終わった? どうなる大学生の友人関係」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210921/k10013271021000.html


大学生活における「サークル」の重要性がどのように変化してきたのかは先ず要研究の事柄だろう。「コロナ」以前から、必要なアルバイト時間の増大、或いは学生の本分たる(笑)授業の負担の増大など、「サークル文化」には不利な状況が続いていた筈。「コロナ」による通学の停止は泣き面に蜂という感じだっただろうか。
学生が「サークル」に参加する意味の一つとして、タテ型の人間関係を得るということおがある。先輩‐後輩関係というのは、タテ型といっても、親‐子、教師‐生徒(学生)、上司‐部下とは微妙に違っていて、斜め上下というか、兄弟姉妹関係に寧ろ近いか。