「ソニー初のカセットテープ（1966）」https://anokoro30.com/2016/12/05/%e3%82%bd%e3%83%8b%e3%83%bc%e5%88%9d%e3%82%ab%e3%82%bb%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%97/
ソニーの「カセットテープ」が1966年に発売されたとき、60分のテープの価格は700円だった。その当時の大卒公務員の初任給は23,300円。これで思い出したのは1980年代にフロッピー・ディスクが１枚1000円したことだ。但し、セールスマンが情弱の俺に付け込んで、高い品を売りつけたためだったのか、当時もヨドバシとかに行けば安いフロッピーを買えたのかどうかはわからない。
ところで、初めて「カセットテープ」に触れたのは、1971年、小学５年生のことだった。親戚のおじさんがカセット・レコーダーを買ったので、小一時間ほど機械をいじらせてもらい、わーとかぎゃーといった自分の声を録音したりしていた。おじさんが何のためにカセット・レコーダーを買ったのかは今もってわからない。ジャーナリストのような仕事をしていたわけでもないし、音楽の趣味もなかったし、英会話を習っていたわけでもなかった。勿論、その頃、「カセットテープ」が幾らしていたのかもわからない。「カセット」を初めて自分で買ったのは、その数年後、中学生になってから。英語の授業で使うということで買わされたのだが、英語の授業で「カセット」を使ったという記憶は全くない。値段はたしか300円台だったと思う。「カセット」を本格的に使うようになったのは、その数年後、エア・チェック*1というのをするようになってからだ。
それから、「カセット」といえばこれ；
20代前半の若者11人と話していて『カセットテープ』『ポケベル』などはわりとみんな知ってたんですが、ひょんなことから口走った『メーリングリスト』には全員がキョトンとして「LINE的なやつですか？」「えっ何？Ccってこと…？」と完全に初耳状態だったことに、ひっそり衝撃を受けています…。
— ぼのきち (@bono_kichi) 2021年9月7日
