高橋三千綱

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高橋三千綱さんが死去 芥川賞作家「九月の空」
8/22(日) 22:16配信


共同通信

 小説「九月の空」「退屈しのぎ」などで知られる芥川賞作家の高橋三千綱(たかはし・みちつな)さん*1が17日午後2時25分、肝硬変と食道がんのため東京都八王子市の自宅で死去した。73歳。大阪府出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻和子(かずこ)さん。

 東京スポーツ新聞社在職中に小説を執筆し、1974年に「退屈しのぎ」で群像新人文学賞を受賞。退職後は文筆業に専念し、78年に「九月の空」で芥川賞を受賞した。多作で知られ、青春小説、時代小説から、趣味のゴルフに関する著書、自身の闘病経験をつづった作品まで、幅広いジャンルで執筆活動を続けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff5803653393b108fc6c188e058ea7296a0d972e

ところで、高橋氏の父親は作家の高野三郎。Wikipediaによれば、その著書の中に『ユダヤ式数霊馬券術 ユダヤの数の不思議が生んだ』、『出目の数霊馬券統計学 ユダヤ5000年の知恵』
がある*2。こういうギャンブル、特に競馬を巡る(疑似)科学の系譜ってどうなっているのだろうかと思った。ところで、高橋三千綱の言葉としていちばん記憶に残っているのは、1970年代末にTVのインタヴューで、自分の父親(つまり高野三郎)が金魚の飼い方本を書いていると語ったことなのだけど、今回Wikipediaを見て、『山女魚・岩魚・鮎 渓流釣りの技術と釣り場』というのはあったけれど、そんな著書が見つからなくて、あれ? と思った。これも私の記憶の捏造なのだろうか?