オルカに逐われて

Via https://nessko.hatenadiary.jp/entry/2021/06/24/175926

ロイターの記事;


南米チリの海岸に300頭以上のトド襲来、住民は困惑
6/24(木) 16:42配信


ロイター

南米チリ中部ビオビオ州の町の海岸に、300頭以上のトドが押し寄せている。市街地に進入してくることもあり、住民は困惑している。

地元当局は、トドの天敵であるシャチから逃げてきたためではないかと話している。当局は市民に対し、トドに近づいたり、エサを与えないよう呼び掛けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8b0e5813912ab511bf2ff8249c197c3cb5756cc


See also


“In Chile, 300 sea lions invade the city of Tomé” https://then24.com/2021/06/24/in-chile-300-sea-lions-invade-the-city-of-tome/


その前には、漁船に逃げ込んできたという報道もあった;


Reuters “Sea lions panicked by orcas almost sink Chilean fishing boathttps://www.abc.net.au/news/2021-06-16/sea-lions-fishing-boat-chile-escaping-killer-whales/100218702


こういう光景というのは毎年恒例なのだろうか。それとも、今年はシャチによる追込みが特別熾烈なのだろうか。
ところで、「トド」というのは日本語では日本語では海の馬だけど、英語では海の獅子なのだった。なお、「とどのつまり」という日本語のフレーズはこのsea lionとは関係ない。ここでいう「とど」というのは鯔のこと。成長したボラは最終的にはトドと呼ばれる*1。そういえば、todoと入力しても、海馬には全然変換しないが、(ボラと同じ)鯔には直ぐに変換されるのだった。話は関係ないけれど、俗語では処女を意味するオボコというのも、元々はボラの若い段階のことだったのね。