承前*1
札幌地方裁判所の同性婚姻否定は違憲という判断を巡って。
台湾の2017年司法院大法官判決*2とはレヴェルが違い、日本において同性婚姻の合法化が実現するにはまだまだ遠い道を歩まざるを得ない。
栖来ひかりさん曰く、
台湾でも2017年に出た違憲判決が大きな流れとなり、2019年の同性婚法制化に繋がりました。
— 栖来ひかり@『時をかける台湾Y字路』発売中!!! (@rorarininyo) 2021年3月17日
本当に本当に、大きな一歩。
あのとき台湾で味わった喜びを、日本でこんなに早く感じられるなんて実は思っていませんでした
変わらないようでいて、きちんと一歩ずつ変化していってるのがこの頃よく見えますね https://t.co/EbehLDxqvY
それに対して、李琴峰さん*3;
厳密には2017年の台湾の違憲判決は、今回の日本の違憲判決とは違って、
— 李琴峰|『ポラリスが降り注ぐ夜』芸術選奨新人賞 (@Li_Kotomi) 2021年3月17日
2017年の台湾の判決は司法院(憲法裁判所相当)によって下されたものであり、判断には「2年以内に同性婚を実現させなければならない」とあるから、2019年の同性婚法制化に繋がった。 https://t.co/PBAgF7UB4b
*1:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/03/17/141118
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170524/1495635386 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170525/1495678803
*3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/04/09/062643 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/05/20/091611 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/04/16/134141