平成でも



id:nessko


汲み取りだった頃は、紙はどんなものでもよかったかんじですね。70年代だと田舎だと汲み取りがまだ多かったような記憶があります。
 チリ紙もいいのからそうでもないのまで種類があったし、あと、小学校の頃はわら半紙が学校が配る印刷物によく使われていました。いつのころからか、見なくなりましたね。チリ紙も、ティッシュばかりになっていまいましたし。

たしかに、「水洗」になって、紙が流れるかどうか、水に溶けるかどうかが問題になったということはありますね。
しかし、「田舎」とは限らないですよ。うちは1980年まで「汲み取り」でしたし、埼玉県の上福岡*1に住んでいた知人の家は平成でも「汲み取り」でした。因みに、1990年(平成2年)の東京区部における下水道普及率は93%で、100%になるのは1995年(平成7年)以降です*2
「わら半紙」を見なくなったのは、1980年代の、バブルが始まるちょっと前くらいからでしょうか。特に、大学という環境で生活していると、左翼のビラとかガリ版刷りの同人誌とか、「わら半紙」に接する頻度はすごく高かったわけですけど。勿論、その頃は、例えば映画やTVの台本の多くも「わら半紙」にタイプ印刷だった筈ですけど。

*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160825/1472131811 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/13/094548

*2:東京都下水道局「数字でみる東京の下水道」https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/kanko/kankou/2014tokyo/05/index.html また、「令和元年度末」における全国の下水道普及率については、日本下水道協会「都道府県別の下水処理人口普及率」https://www.jswa.jp/sewage/qa/rate/