「大阪」だった

福岡桃「「六甲おろし」は「阪神タイガースの歌」じゃなかった!?本人にとっても「思い出の曲」の古関メロディー」https://news.yahoo.co.jp/articles/b00e3d1d89b338ded16cbb63f3d6142e9b62dee4


古関裕而作曲の「六甲おろし*1について。「正式名称は「阪神タイガースの歌」で、もともとは「大阪タイガースの歌」として1936年に誕生した」。


当時の音源を聴いてみると、「オウ オウ オウ オウ 阪神タイガース♪」のところは、「オウ オウ オウ オウ 大阪タイガース♪」と歌われている。毎日のようにラジオで「六甲おろし」を聴いて育った関西育ちの記者には完全に「阪神」で刷り込まれているが…試しに自分でも歌い比べてみた。

 「オウ オウ オウ オウ はーーんしーーんタイガース♪」

 「オウ オウ オウ オウ おーおーさーかータイガース♪」

 慣れ親しんだ「阪神」の方は、溜め込んだエネルギーを「は」のところで一気に爆発させているようで、勝利の喜びに浸れるような爽快な気分。一方で「大阪」の方は、4回繰り返す「オウ」から「おおさか」に向かって、口の動きを変えないまま自然な流れで歌うことができる。そのためか、意外と違和感はない。

阪神タイガース」になったのは1961年のことでしかなかったのだった。「タイガース」球団の呼称の変遷については、以下の記事を参照のこと;


大阪タイガースの始まり」http://www.genmatsu.com/rekisi/7.htm
「球団呼称の変遷」http://www.genmatsu.com/data/namae.htm


さて、


阿佐智 | 2日前
ベースボールライター


あまり、というか、ほとんど知られていませんが、タイガースと同じ西宮市に本拠のあった今はなき阪急ブレーブスの「団歌」も「六甲おろし」から始まっていました。
タイガースの方があまりに有名になったからか、のちにサトウハチロー作詞作曲による応援歌ができ、今でも後継球団のオリックスの復刻試合ではこちらがスタジアムに流れます。
それでも阪急ブレーブスがなくなるまで、イヤーブックには、この「もうひとつの六甲おろし」も掲載されていました。

というコメントも。