動機はわからず

承前*1

中山まち子「4月に名称復活、首都大改め「都立大」へ 変更後の15年間を振り返る」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00010001-metro-life


この4月に「東京都立大学」という名称が復活する。「首都大学東京」というのは15年続いたんだね。
上掲の記事はそれに因んだものなのだけど、はっきり言って、あまり良質の記事ではない。まあ「15年間を振り返る」にはかなり文字数を必要とするということはあるのだろうけど。いちばんの不満は、石原慎太郎が「東京都立大学」を消去して、「首都大学東京」という新大学を作った動機を明らかにしようという素振りもないこと。
ところで、都立大にとって、「南大沢キャンパス」というのはほんとうに「優位性」なの? 何だか、ここ数年の大学の都心回帰のトレンドの中でひとり意地を張っているようにも見える。