斜塔を滑って?

共同通信の記事;


高校1年の読解力、15位に低下
OECD調査、上位層と差

2019/12/3 18:17 (JST)


 経済協力開発機構OECD)は3日、加盟国を含む79カ国・地域の15歳を対象として2018年に実施した学習到達度調査(PISA*1の結果を公表した*2。日本の高校1年生の読解力は15位で、8位だった15年の前回調査から低下。点数も12点低くなり、上位層と差が広がった。

 数学的応用力は5位から6位、科学的応用力も2位から5位に後退したが、文部科学省はトップ水準を維持していると分析。3分野の全てでトップは「北京・上海・江蘇・浙江」で参加した中国だった。

 調査は15年に続きパソコンで実施。読解力では新たにブログなどインターネット上の多様な文章形式の出題が行われた。
https://this.kiji.is/574525138869077089

平均点は読解が487、数学が489、理科が489。日本はそれぞれ、504、527、529なので、「トップ水準を維持している」という文科省の見解もそれなりの妥当性を持つように思える。北京、上海、江蘇、浙江、澳門、香港だけでなく、韓国にも負けているということで、国難的な煽りが右から来るのだろうか、それとも陰謀理論が流布されるのだろうか*3
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Jenny Anderson & Amanda Shendruk “The best students in the world, charted” https://qz.com/1759506/pisa-2018-results-the-best-and-worst-students-in-the-world/