「発見」!

朝日新聞』の記事;


ナスカの地上絵143点発見 AIも活用、山形大発表
11/15(金) 16:15配信朝日新聞デジタル


 ペルー・ナスカの地上絵*1の研究を続けている山形大学は15日、人や動物をかたどった143点の地上絵を新たに発見した、と発表した。うち1点は、日本IBMとAI(人工知能)を活用して地上絵を見つける実証実験で発見したという。

 山形大によると、坂井正人教授(文化人類学*2らの研究チームによる2018年までの約3年間の調査で、主にナスカ台地の西部から人や鳥、ラクダなどの動物を描いたとみられる図像142点を発見した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191115-00000039-asahi-soci

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「「ナスカの地上絵」新たに143点発見 AIも活用 山形大学https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191116/k10012179261000.html
濱口翔太郎「日本IBMと山形大、ナスカで新たな地上絵を発見 AIで空撮写真を分析 「そこにあるとは……」担当教授は驚き」https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/15/news104.html


最初、「発見」ということに驚いた。ナスカでは無数の航空写真或いは衛星写真が撮られている、つまり調べ尽くされているんじゃないかと思っていたからだ。また、これまでに公開されている写真や白描図はどれもくっきりとした線で、誰が見ても「地上絵」だろうというものばかりだ。しかし、実際、それらはノイズを除去されたものであって、現実のナスカは、変な喩えで申し訳ないが、色神検査の図の背景よりも複雑なノイズに溢れた大地だいうことになる。