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NHKの報道;


上関原発予定地の調査 県が許可
10月31日 16時40分


上関町で進められている原子力発電所の建設計画を巡り、山口県は、31日、予定地の海域で実施するボーリング調査について、中国電力からの申請を許可しました。
建設に反対する市民団体が、30日、県に許可しないよう申し入れたばかりで、反発が予想されます。

中国電力は、原発建設予定地の活断層の有無について調べるため、海域でのボーリング調査に必要な許可を10月8日に県に申請していました。
これについて中国電力は、31日、県から許可がおりたことを明らかにしました。
これを受けて中国電力では、準備ができしだい速やかに調査に入り、およそ3か月をかけて、沖合およそ200メートルの地質の分析から足場の撤去まで行いたいとしています。
中国電力が上関町で進める原子力発電所の建設計画をめぐっては、東京電力福島第1原子力発電所の事故後、予定地となっている海の埋め立て工事が中断されています。
中国電力上関原子力発電所準備事務所は、「安心で安全な発電所を建設するための地質データを収集し、準備工事の再開に向けた取り組みを進めたい」とコメントしています。
一方、上関原発の建設に反対している5つの市民団体は、30日、代表などが県に出向き、「自然環境や漁場への影響が懸念される」などとして許可を出さないよう文書で申し入れていました。
その直後に県が許可を出したことで、今後、市民団体からの反発が予想されます。


【市民団体「納得いかない」】
30日、申し入れを行った団体の1つ、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の清水敏保代表は、「申し入れからきのうのきょうの許可で、地元に説明もない中国電力と県の対応には納得がいかないし、あきれてしまった。これからも海上ボーリング調査に反対していく」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20191031/4060004174.html

そもそも、311以降において原発を新設しようという思考が理解できない。