不義浦「『セブンティーン』お悩み相談に上野千鶴子さんが登場 編集長に企画の背景を聞いてみた」https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1908/02/news129.html
「集英社のティーン向け雑誌『Seventeen(セブンティーン)』9月号に、上野千鶴子さんが読者のお悩み相談に答える記事が掲載されました」。
『Seventeen』の鈴木桂子編集長の言葉;
「上野千鶴子先生×花恋×ST読 お悩み相談室」と題したこのコーナーは、専属モデルの大友花恋さんと3人の読者が聞き手となって、上野千鶴子さんの回答を聞く構成になっています。上野さんについては「当時、日本ではまだ存在していなかった女性学、ジェンダー論の分野を開拓してきたスゴい人だよ」と紹介しているほか、話題となった祝辞*1の抜粋も掲載されており、ていねいかつわかりやすい印象です。
連載ではなく単発なのか。
生きづらさを感じている読者たちに、いままで触れたことがないであろう考え方を提供したい、という思いから企画しました。友達関係に悩み、将来について悩み、家族関係について悩み……と悩みが尽きない読者たちには、悩みを解決する、もしくは解決するまではいかなくても少しスッキリするような「考え方」に、いっぱい出会っていてほしいなと思っています。なぜなら、悩みを解決するのは、ひとつの考え方だけではないので、自分に合うものがどこにあるかわからないから。今までもいろいろな方に読者の悩みに答えてもらいましたが、「今回は、女性学というスキルを持つ先輩(上野千鶴子さん)からのお言葉はどうでしょう!」という感じです。
――なぜ上野千鶴子さんが起用されたのでしょうか?
東大入学式での祝辞が話題になった後*2、企画会議で今のJKの悩みを上野さんにぶつけてみたらどういった答えが返ってくるか、という話になりました。登場していただけるかどうかは、その段階ではわかりませんでしたが。
――すでに今回の企画はネット上で話題になっていますが、編集部から見た反響はいかがですか?
10代の読者に届いているようですが、「高校生の時に読みたかった」という大人の女性の声も目にします。読んでもらえるのは、企画したかいがあるので大変うれしいです。