終わる煙草たち

共同通信曰く、


わかば」「エコー」など販売終了へ
2019/7/24 19:14 (JST)7/24 20:56 (JST)updated


 日本たばこ産業JT)は24日、「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」について、10月以降に在庫を売り尽くした段階で販売を終了すると発表した。
https://this.kiji.is/526704366780646497

2年前の『朝日新聞』の記事*1

JT、わかばやエコーを30円値上げ 旧3級品、春から
2017年1月27日18時05分


 日本たばこ産業(JT)は27日、「わかば」や「エコー」など旧3級品の6ブランドを、4月から1箱あたり30円値上げすると発表した。わかばは税込み320円、エコーは同310円になる。2016年4月にたばこ税の軽減措置が廃止され、段階的に増税されているため。財務省に同日申請した。他に値上げされるのは、「ウルマ」「バイオレット」「しんせい」「ゴールデンバット」。30円のうち、20円分は増税分の転嫁で、10円分は純粋な値上げになる。6ブランドは、昨年4月にも30〜50円値上げしている。増税は19年4月まで毎年続く予定。
http://www.asahi.com/articles/ASK1W5QSBK1WULFA030.html

今回余命宣告された煙草の銘柄には「しんせい」が入っていない。「しんせい」は生き残るのだろうか、それともとっくに「終了」しているのだろうか。
とくに「ゴールデンバット」には思入れのある人が(私も含めて)少なくないようだ。今思い出したのだけど、昔ジャズ喫茶「映画館」*2に「ゴールデンバット」が置いてあって、私も何度か買ったことがあったのだった。ここまで書いて、それってもしかして、記憶違い或いは記憶の捏造なんじゃないかという不安が頭を擡げてきた。昭和というか1980年代までは、喫茶店や居酒屋で客のために煙草が売られているのは普通のことだった。ただ、そういうところで売っていたのは大抵「マイルド・セブン」か「セブン・スター」だったので、「ゴールデンバット」というのは例外的。喫茶店(カフェ)や居酒屋で煙草を売るというのは今でも行われているのかどうかは、喫煙を止めて久しいのでわからない。