Quiet hour

NHKの報道;


スーパーで音と照明ない時間 環境に敏感な人も安心 フランス
2019年7月3日 8時52分


フランス北部にあるスーパーマーケットでは、自閉症などで周囲の環境に敏感な人にも安心して利用してもらおうと、店内の音楽をやめたり、照明を落として薄暗くしたりする「クワイエット・アワー」と呼ばれる時間を導入し、注目されています。

フランス北部のオワーズにある大手スーパーの店舗では、毎週火曜日の午後1時半から2時間、店内に流れる音楽や放送をやめたり、主な照明を消して店内を薄暗くしたりする時間を先月から導入しました。

スーパーは、棚に多くの商品が並び、雑音も多く、自閉症などで周囲の音や光に敏感な人たちは避けることが多いとされていますが、取り組みを始めてからの1か月で、およそ50人の自閉症の人たちが訪れたということです。

主な照明は消していますが店内の冷蔵庫などの明かりがあるため不都合はなく、静かに買い物ができると評判で注目されています。

自閉症の6歳の息子と訪れた女性は「いつもよりまわりがよく見えていて、楽しそうにしています。ゆっくり買い物ができるのでよいと思います」と話していました。

こうした取り組みは「クワイエット・アワー」と呼ばれ、イギリスの大手スーパーなどでも実施されているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190703/k10011980001000.html

この記事の存在を教えてくれた方が中島義道*1も喜ぶんじゃないの、と言っていた。『うるさい日本と私』、『静かさとはなにか』をマークしておく。
静かさとはなにか (文化騒音から日本を読む)

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