「総工費36億円 千葉・柏の「宮殿」ラブホテルに外国人客殺到中」https://news.livedoor.com/article/detail/16630749/
まさにバブル時代の建築。
内部に入ると、西洋風の豪華なインテリアに圧倒される。壁には神殿風の美しいレリーフが刻まれ、部屋にはエレガントな天蓋付きベッドが置かれている。「平成元年(’89年)に創業した先代の代表がこだわり、ヨーロッパから家具を輸入していたんです。ロビーにあるテーブルセットは、手彫りで1000万円します。外観も、イタリアからわざわざ職人を呼んで作ったそうです。総工費は36億円ほどになりました」(速水氏*2)
オープン当初から経営は安定し、客足は途絶えなかった。速水氏が続ける。
「内装が豪華だからか、映画やドラマの撮影で使われることが多く話題となっているようです。映画では大島優子さん主演の『ロマンス』、ドラマでは山粼賢人さんの『トドメの接吻(キス)』などです。スウィートルームにはプライベートプールがついていて、夏場ならプラス2000円でご利用できます」
これだけ充実した内容で、価格は最短6時間の滞在で4600円から(通常のラブホテルは2~3時間の休憩で同価格)。リーズナブルな料金で、ますます外国人客の人気を集めることになりそうだ。ホテル評論家の瀧澤信秋氏が話す。
「東京五輪に向け、都内のホテルは高価格でも部屋が取りづらくなります。都心へのアクセスが良く低価格の地方のラブホテルは、その受け皿になるでしょう。特に『ブルージュ』は西洋風のこだわった作りで、インスタ映えブームに乗り外国人の宿泊客が増えそうです」
「ラブホテル」なので、コンドームを無料で使うことはできるだろうけど、レストランやカフェはない。また、このホテルの近くにもレストランはありそうにない。観光客にはそこら辺の事情を納得してもらえるのだろうか。
*1:http://www.hotel-brugge.jp/
*2:速水健晴。代表。