パシリの一形態

「連鎖を断つ 繰り返す窃盗…知的障害者、利用され 福祉の支援で更生へ」https://mainichi.jp/articles/20190507/k00/00m/040/134000c


「友達」の指示で盗みを繰り返していた、「軽い知的障害」を持った北九州市の33歳の男性。
この記事は被害者にフォーカスしているのだけど、思い出したのは加害者の側。今で謂うところのヤンキー系の奴が頭の弱い奴に指示して、パシリの一形態として、盗みとかをさせるというのはけっこうあったんじゃないかと思う。私の少年時代、やはり頭の弱い奴が窃盗のために補導されたということがあった。でも、あいつには盗みを実行する悪知恵はとてもないよという噂が立って、指図した奴ということで実名まで上がったのだった。ヤンキーの武勇談というのは聞いていて楽しいのだけれど、こういう〈パシリ〉のことが語られることは殆どないようだ。