「聖アガタ騎士団のナイト」

『日刊スポーツ』の記事;


日本人初!高見沢俊彦サンマリノ共和国から勲章
[2019年3月4日4時0分]


THE ALFEE高見沢俊彦(64)*1が3日、都内で、イタリア半島の中東部に位置するサンマリノ共和国から「聖アガタ騎士団のナイト」の勲章を授与された。

日本人の授与は初めて。同国に親近感を持ち、デビューから45年の音楽家としての活動と高いプロ意識などが認められた。

明るい派手好きなキャラクターで知られる高見沢も、この日ばかりは「まさかですよね。信じられない。心拍数マックスです」と緊張ぎみ。勲章を胸に付けると「今年はアルフィーが45周年の節目。長くやってきたご褒美です。長生きはするもんだよ~」と笑顔をはじけさせた。17年に「音叉(おんさ)」で小説家デビューもしていて「今後は音楽と小説の二刀流でやっていく。古希まで頑張りたい」と意欲満々に語った。

サンマリノ共和国に興味を持ったのは平和への関心の高さからだった。「1700年以上の歴史があるのに、1度も戦争をしていない平和な国。民主主義の根幹をなしている」。5年前に駐日大使と出会い、その人柄にひかれて「日本の弟」と自称するようになった。

昨年3月に初訪問。「風光明媚(めいび)と聞いていたが、大雪で何も見えなかった」と苦笑しながら「天も僕に『また来て』と言っているのでしょう」と続けた。同国はワインの産地としても世界的に知られ、「いろんな国のワインを飲んできたが、すごくおいしい。やっとたどり着いたなと思った」とべた褒め。そんな高見沢のために、同国の一等地にあるワイン畑が貸与され、「早く飲みたい」と待ち望んでいる。

1923年に制定され、これまでに伊女優ソフィア・ローレン(84)らが叙勲した由緒ある勲章。高見沢は、これまで親しまれた「王子」のニックネームを変更するという。「こんなジジイが『王子』では恥ずかしい。これからは『騎士』です。プロフィルは『高見沢俊彦(騎士)』と書き換えます」と最後まで上機嫌だった。【松本久】

サンマリノ共和国 イタリア半島中部にある。人口約3万3000人、面積は約61平方キロメートルの世界で5番目に小さな独立国。国の成立は301年で「世界最古の共和国」と呼ばれる。建国以来、戦争を経験せずに現在も軍隊を持たない。ワインの産地として有名。公用語はイタリア語。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201903030000867.html

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濵田理央「サンマリノ共和国とは?高見沢俊彦さんが「ナイト」になった国は、消費税のない城塞都市だった」https://www.huffingtonpost.jp/entry/san-marino_jp_5c7c7e04e4b0614614dbc94b