刑事ではない?

渡辺一樹「「これは現代の奴隷契約だ」と弁護士 「パワハラで自殺」女性の遺族らが社長ら提訴」https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/17/gendai-no-dorei_a_23563845/


曰く、


アニメ・ゲーム・マンガ業界の求人サイトなどを運営する「ビ・ハイア」*1の元従業員女性Aさんが自殺した。この女性の遺族と元従業員2人が10月17日、「社長から凄惨なパワハラを受けた」として、社長と会社を相手取って慰謝料など約9000万円を求める裁判を東京地裁に起こした。厚労省記者クラブで元従業員らが記者会見した。

原告側代理人の深井剛志弁護士は、数千万円もの不当な借金を背負わされ、カメラやGPSで監視されながら働かされていたという3人の置かれた状況は「現代の奴隷契約」だったと指摘。「現代におけるブラック企業の問題点がすべて含まれている事案」だとして、パワハラ防止の法制化を訴えた。

但し、当の清水有高社長は告発を全面否定しているようだ;

ビ・ハイアは10月18日、「弊社に関する提訴およびその報道について」として、公式サイトでコメントを発表した*2

社長は「残念ながら、弊社にはまだ訴状が送達されておらず、ネット報道の範囲でしか事実を把握しておりません」としつつも、Aさんの自死の責任が会社側にあるという原告側の訴えについて、「こうした主張や記述は、事実とはまったくかけ離れた虚偽であることを強く申し上げたいと思います」と反論した。

そして、「訴状を仔細に検討したうえ、法廷内外で、事実に基づき、事実無根の主張や記述に反論してまいります。そして真実を明らかにしたいと考えています」と綴った。

記事の本文に詳述されていることが事実であるなら、民事訴訟というよりも刑事告発して、(証拠保全のためにも)社長の逮捕や事務所のガサ入れを要求すべき案件だろうと思った。これに比べれば、世間で謂われる「パワハラ」は小粒で平和なものに思えてきてしまう。
この清水氏の昔の印象は随分違っていたよという意見;


加々美浩一「10年前、ビハイア?の説明会に行った時、社長は輝いていた」http://kakikae.hatenablog.com/entry/be-higher


10年前と言えば、その自殺した女性が「インターン」になった頃じゃないか。