残っていた6人

承前*1

『ハフィントン・ポスト』(『朝日新聞』)の記事;


2018年07月26日 09時47分 JST | 更新 2018年07月26日 09時47分 JST
オウム真理教・元幹部6人の死刑執行 松本元死刑囚ら7人に続く
共犯者の公判が続いている間は執行を避けるのが慣例となっていた

朝日新聞社提供

 法務省は26日、死刑が確定していたオウム真理教元幹部の死刑を執行した。6日には、元教団代表の松本智津夫麻原彰晃)元死刑囚ら7人の執行がされており、これに続く執行となった。


 一連の事件では13人の元教団幹部の死刑が2011年までに確定した。刑事訴訟法は死刑について確定後6カ月以内の執行を定めているが、共犯者の公判が続いている間は執行を避けるのが慣例となっている。教団をめぐっては長年にわたって逃走していた高橋克也受刑者(60)の判決が18年1月に確定し、全ての刑事裁判が終了。法務省は3月、死刑が確定して東京拘置所に収容していた13人のうち7人を移送していた。

朝日新聞デジタル 2018年07月26日 09時27分)
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/25/execution-aum_a_23489708/

See also


ハフポスト日本版編集部「オウム真理教林泰男死刑囚ら元幹部6人の刑執行 13人全員の刑が執行される」https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/25/omu-6_a_23489694/
オウム真理教の6人に死刑執行 13人全員に執行」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180726/k10011549511000.html
「オウム全死刑囚の刑執行/元幹部ら残る6人」http://d.hatena.ne.jp/nessko/20180726/p1


河野義行*2のコメントを伝える『朝日新聞』の記事を貼っておきたい;


河野義行さん「彼らに対しては終身刑が極刑」
7/26(木) 23:43配信 朝日新聞デジタル


 オウム真理教が起こした松本サリン事件の被害者のひとりで、妻の澄子さんをサリンの後遺症で亡くした河野義行さん(68)=愛知県豊橋市=は26日、死刑執行を受けて、豊橋市役所で記者会見した。当時、警察に事情聴取され、報道機関に「犯人視」された河野さんは「人間は間違うという前提に立てば、冤罪(えんざい)はありうる。冤罪で死刑になっていいのかという考えから、死刑には反対」と述べた。

 この日の死刑執行は、講演のために滞在中の高知県で知った。「真相はその人に聞かなければわからない。(死刑執行で)真実はわからないままになったと感じる」と話した。

 かつて、元死刑囚4人と東京拘置所で面会し、きまじめな印象を受けた。「ある程度の親しみも湧いたので、(死刑執行は)さみしい、悲しい」。ただ、なかには「地獄で仏になる」と、事件を起こしたことへの反省が感じられない死刑囚もいたという。「彼らに対しては死刑が極刑だとは思わない。考えられるとすれば、終身刑が極刑だったのでは」

 一方、今月6日に7人の死刑が執行された際、多くの報道陣がコメントを求めて自宅に来たという。河野さんは「自宅へ押しかけられることへの恐ろしさ。その点は配慮していただきたい」と訴えた。(宮沢崇志)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000112-asahi-soci