不適切な記事?

NHKの報道;


裁判官が不適切なツイート 東京高裁が懲戒申し立て
2018年7月24日 20時26分


東京高等裁判所の裁判官が、ツイッターに裁判の当事者を傷つける内容の書き込みを行ったとして、東京高裁は24日、この裁判官の懲戒を最高裁判所に申し立てました。

懲戒を申し立てられたのは、東京高等裁判所岡口基一裁判官(52)です。

東京高裁によりますと、岡口裁判官はことし5月、自身のツイッターに犬の前の飼い主が、今の飼い主に返還を求めた裁判のインターネット記事を引用したうえで、「え?あなた?この犬を捨てたんでしょ?3か月も放置しておきながら」などと書き込みました。

岡口裁判官はこの裁判には関わっていませんでしたが、東京高裁が裁判の当事者から抗議を受け調査したところ、岡口裁判官が判決文を読まずに、軽率に書き込んだということで、裁判の当事者を傷つけたとして、24日、最高裁に懲戒を申し立てました。

調査に対し、岡口裁判官は「インターネットの記事を要約しただけだが、傷つけたのであれば軽率で、弁解の余地はなく申し訳ない」と述べて書き込みを削除したということです。

岡口裁判官は殺人事件の裁判に関して不適切な書き込みをしたとして、ことし3月に厳重注意処分を受けたばかりで、東京高裁では不適切な書き込みが続いていることから懲戒を申し立てたとしています。

今後、最高裁で処分を決める分限裁判が行われることになります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180724/k10011547211000.html

よくわからない。引用元の(この表現もよくわからないけれど)「インターネット記事」が不適切(最悪の場合、フェイク・ニュース)だったということなのか? それとも、岡口さんが引用元の文意を大幅に歪曲したということなのか。前者であれば、オリジナルである「インターネット記事」の筆者に文句言えよ! ということになる。「岡口裁判官が判決文を読まずに、軽率に書き込んだ」。書くなら「判決文」を参照すべきであって、「インターネット記事」などをネタ本にするなということ? また、「判決文」があるということはこの案件は既に終わっているということであって、岡口さんの書き込みが裁判の結果に影響を与えたということはあり得ないわけだ。なお、「裁判の当事者」というのは正確にいうと、原告ってこと?