「関心高まる」

NHKの報道;


欧米で著名人の自殺が相次ぎ うつ病への関心高まる
2018年6月9日 9時31分


欧米では今月に入り著名人が相次いで自殺し、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが特集を組むなどうつ病に関する関心が高まっていて、一般の人たちの間でも議論する動きが広がっています。

アメリカでは今月5日、ファッションデザイナー、ケイト・スペードさん(55)が長年うつ病を患った末に自殺し*1、8日には著名シェフ、アンソニー・ボーデインさん(61)が滞在先のフランスのホテルで死亡し、自殺したと見られています。

こうした中、欧米ではうつ病に関する関心が高まっていて、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは7日、高齢者がうつ病を患うと若者より長引く傾向があるとする研究結果を掲載しました。

また、一般の人たちの間でもうつ病について議論する動きが広がっていて、アメリカの俳優がツイッターで「成功しているからと言ってうつ病は免れられない。私たちはみな苦しんでいる友人に気を配るべきだ」と書き込むと、多くの人が「笑顔でいる人が必ずしも幸せとは限らない」とか、「私の友人もうつ病です」など、意見を書き込んでいました。

WHO=世界保健機関によりますと、うつ病の患者は世界で推計3億人を超え、全人口の4%を超えていて自殺を図る人も後をたたないことから早急な対策を訴えています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180609/k10011470181000.html

アンソニー・ボーデインについては、


“Anthony Bourdain: Celebrity chef found dead at 61” https://www.bbc.com/news/world-us-canada-44414747
“Anthony Bourdain: Why his travel shows had global appealhttps://www.bbc.com/news/world-us-canada-44417709


ボーデイン氏は2016年に(2度目の)離婚をした後、伊太利の女優Asia Argentoと付き合い始めたが、彼女はプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインにレイプされたと告白(告発)して、#MeToo運動*2の端緒となった人。
鬱病を患っての自殺。例えば、中国人写真家の任航*3、役者のヴァーン・トロイヤー*4
ところで、鬱病への関心の高まりは、実際の鬱病にどのような影響を与えるのか。