或る拒絶

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180525/1527200521に対して、


nessko*1 2018/05/25 10:06

宮崎勤も、彼が所有していた録画ビデオのほとんどは子供の頃見ていた怪獣ものみたいな子供向けドラマの再放送の録画で、ポルノみたいなのはあんまりなかったと本には書かれているんですが、あれはほとんどがポルノやスプラッタみたいなのだったという風説が定着していますね。
小児性愛者という規定も、そんなに人の性的な行動をきっちり分類できるものなのかというのがあって、昔にくらべても今はかえって同年代の男女が“健全”におつきあいしているのでなければ全部“マイノリティ”にされてしまうような抑圧が増してるような気がします。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180525/1527200521#c1527210377

「そんなに人の性的な行動をきっちり分類できるものなのか」というのはその通りですけど、ペドフィリアというのは「小児」へという積極性ではなく、否定的にというか或る種の拒絶によって定義され得るんじゃないかと思いました。成熟した女性性の拒絶。その意味では、女性の摂食障害とくに拒食症とパラレルな関係にあるのではないかと思いました。拒食症でも月経の停止=(成熟した)女性性の否定が(結果的に)目指される。他方、子どもから時として発せられる大人びた雰囲気に引き寄せられるという場合もあるのでは? よく未成年とやったのがばれて、未成年とは思わなかったという言い訳をする人がいます。子供に手を出したという同じ結果に対しても、まったく正反対の動機(欲望)に駆り立てられていたという可能性がある。所謂「ジュニアアイドル」というジャンル*2はこれらの正反対の欲望にバランスよく応えようとしているのかも知れませんが。