戸棚から出て

勝間和代さん*1が女性と同棲していることを「カミングアウト」したということ。先ず、『BuzzFeed』の記事で知った;


古田大輔*2「同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト」https://www.buzzfeed.com/jp/daisukefuruta/katsuma-masuhara



私は同性を好きだって、わざわざ公表をしないといけないって、本当は変ですよね。私は左利きですって、いちいち公表しないのと一緒で。

でも、LGBTのカミングアウトには勇気がいる。それこそが、偏見や差別が残っている証です。

私も同性を好きになる気持ちに蓋をしてきました。自分の中の無意識の規範概念があったと思います。それを超えると、何が起きるのかわからなかった。

でも、今は規範概念にとらわれて自分らしさを出せていない人に言いたい。同性を好きになってもいいんだよ。そのことに罪悪感を感じる必要はないんだよ。

LGBT当事者に対する反応でよくあるのが「普通じゃなくてもいいじゃない」。だけど、同性愛は異常でもない。普通という概念を広げよう、と言いたいです。

『スポーツ報知』の記事;

勝間和代さん、同性パートナーの存在をカミングアウト「事実を公開することで楽に」
5/28(月) 10:15配信 スポーツ報知



 勝間さんは「プライベートな報告です」のタイトルで記事をアップし、「今日、バズフィードで、私が女性とお付き合いさせていただいていることを公開しました」と報告。この日配信のニュースサイト「バズフィード」の「同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト」と題した記事で、会社経営者の増原裕子さんと交際していることを語っている。

 勝間さんはブログで「同性を好きになることはずっと悩んでいたことですし、また、お付き合いが始まってからも、人にそのことを言えないことを悩んでいましたが、その2つの事実を公開することで、私も楽になるし、周りにも同じような悩みの人のヒントになる可能性があると思ったからです」とカミングアウトを決断した理由を説明した。

 増原さんについては、「私のオタク性も暖かく受け入れてくれている女性です。横で山のようにパソコンを積み上げたり、夜中までAVいじっていても、まったく文句言いません」とつづった。

 勝間さんは大学在学中に学生結婚し、21歳で長女を出産。2度の結婚と離婚を繰り返し、3人の子供がいる。

 増原さんはた元タカラジェンヌの東小雪さんと2015年に渋谷区の同性パートナー証明書の取得第1号になったが、2017年にパートナーを解消していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-00000116-sph-ent&pos=1


元宝塚女優・東小雪さん、元パートナー女性と勝間和代さんの交際を祝福「お幸せにね」
5/28(月) 14:22配信 スポーツ報知


 経済評論家の勝間和代さん(49)と会社経営者の増原裕子さんの交際が明らかになったことを受け、増原さんの元パートナーで元タカラジェンヌの東小雪さん(33)が28日、自身のツイッターで「心から応援しています!」とメッセージを送った。


 東さんは「素敵なおふたりのあたらしい関係を祝福して、心から応援しています!」とツイート。そして「勝間さんのカミングアウトかっこいい!ひろこさん、お幸せにね」と呼びかけた。

 東さんは増原さんと2015年に渋谷区の同性パートナー証明書の取得第1号になったが、2017年にパートナーを解消。勝間さんがこの日配信のニュースサイト「バズフィード」の記事と自身のブログで増原さんとの交際を公表し、増原さんもインスタグラムで「新しいパートナーの勝間和代さんとおつきあいしていることを、今日オープンにできるようになりました」と報告した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-00000149-sph-ent&pos=3

See also
勝間和代氏カミングアウトに反響広がる 乙武氏「自然体で伝えられる社会に」」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-00000057-dal-ent


勝間さんはバイセクシュアルということになるわけだけど、バイセクシュアルというのは、人間を放置しておけば多分バイセクシュアルになるだろうという意味で、〈自然(本性的)〉なことであるとは思う。