或る訂正と削除

承前*1

瀬谷健介「台湾の地震を受けた寄付金デマ 本人は誤り認め、謝罪「インターネットの怖さを痛感した」」https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/taiwan-earthquake-4


曰く、


台湾東部で発生した地震を受け、寄付金に関するデマをTwitterに投稿したアカウントが2月9日、内容は間違っていたと認めて謝罪し、当該ツイートを削除した。このツイートに対し、法的措置を検討している団体もある。

アカウントは、テレビ朝日系列による「ドラえもん募金」など4つの募金・団体を名指し、寄付しても被災地には一部しか届かないなどとしていた。いずれの団体も、ツイート内容を否定したことをBuzzFeed Newsなど複数のインターネットメディアが報じていた。

アカウントは9日午前3時過ぎ、「当該ツイートを削除しました」と記したうえで「行き過ぎた表現がありました事、関係者のみなさまへお詫び申し上げます」とツイートした。そのリツイート数は、6万件以上された当該ツイートの数字からはほど遠い。


そもそも、なぜこのようなツイートをしたのか。

本人は「普段からリツイートなど全くされないアカウントだったため、個人的なメモ感覚でつぶやいてしまったものであり、悪意を多方面に拡散しようとしたものではございません」とBuzzFeed Newsに切り出した。

「本意は義援金が台湾の必要とされている方に早く、たくさん届いてほしい、それ以上でもそれ以下でもありません」。ネット上の検索で引っかかったり、これまで耳にしたりした情報をまとめたという。

「一晩であのような拡散が起き、大変驚いておりますのとインターネットの怖さを痛感しております」「Twitterの文字制限の関係上省略しすぎ、大変誤解を招く表現となった」と述べた。

そして「実際がどうなっているのかという点が不明なまま、決めつけるように書いてしまったことは私の間違い」として、「私のツイートが事実に基づいたものではないので間違いであると認めています」と語った。

また「一番困っているのは台湾の現地の方々ですので、寄付をしてほしいです。支援の輪が広がってくれれば幸いです」とコメントした。

その言い分の全ては信じられない。悪意はありませんでしたが未熟者だったのでどうかお赦しのほどを! というロジックなのだろうけど、「言わずもがな」というような言葉遣いは相当に自信がなければ普通はしない。いちばんの問題は、この人に染み付いた熱湯浴的な心性だということにならないか。
さて、


瀬谷健介「日本人が台湾の被災地で博多ラーメン200食提供 現地は感激の嵐」https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/taiwan-earthquake-5