「落選」

Realted to http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171229/1514515090

朝日新聞』の記事;


貴乃花親方が落選、一門外の支持伸びず 相撲理事候補選
2018年2月2日15時05分


 任期満了(2年)に伴う日本相撲協会の理事候補選の投開票が2日、東京・国技館で行われ、貴乃花親方(元横綱)が2票で落選。5期連続の当選はならなかった。

 貴乃花一門からはほかに阿武松親方(元関脇益荒雄)が立候補していた。無所属を入れて11票ある一門内の票のうち、貴乃花親方には自身の1票以外は回さないことで決着しており、貴乃花親方は一門外から集票するしかないリスクの高い勝負だった。

 貴乃花親方は、2010年に初出馬した際に一門の後押しが全くない形で10票を獲得し、当選。今回は一門外にいくつかある浮動票の獲得を狙ったが、1票しか上積みできなかった。
https://www.asahi.com/articles/ASL224671L22UTQP011.html


阿武松親方は厳しい表情 貴乃花親方との同時当選ならず
2018年2月2日18時04分


 2日に投開票された日本相撲協会の理事候補選(定数10)で、新顔では貴乃花一門阿武松(おうのまつ)親方(元関脇益荒雄〈ますらお〉)のほか、二所ノ関一門芝田山親方(元横綱大乃国)と伊勢ケ浜一門の高島親方(元関脇高望山〈こうぼうやま〉)が初当選した。時津風一門を離脱して無所属の身で貴乃花一門と行動をともにした錣山親方(元関脇寺尾)は副理事候補選(定数3)で落選。貴乃花親方(元横綱)にとっては厳しい結果となった。当選者は3月の評議員会で承認を受けた後、正式に理事、副理事に就任する。


「活力ある組織に」
 貴乃花一門から出馬して初当選した阿武松親方(元関脇益荒雄)は、一門から2人が立候補した経緯について「投票して頂くことがその後につながると信じて臨んだ」と説明した。「大事な仲間で友人」という貴乃花親方(元横綱)との同時当選はならず。「ファンに愛され、活力ある組織になるよう全力で仕事をしたい」と厳しい表情で語った。

 同じく初当選の芝田山親方(元横綱大乃国)は「置かれている状況を踏まえて協会を支えるのが使命だ。人それぞれ性格があるが、協会として一本化していきたい」。前回落選した高島親方(元関脇高望山)は最多得票での当選に「一門が団結した結果」と語った。

 再選した尾車親方(元大関琴風)は事業部長として一連の不祥事の対応にあたってきた。「残念なことが二度と起こらないように、再発防止に取り組んでいく」と決意を述べた。

     ◇

 副理事候補選も2日にあり、井筒(元関脇逆鉾)、藤島(元大関武双山)、花籠(元関脇太寿山)の3親方が当選した。得票結果は次の通り。

 井筒=31票、藤島=30、花籠=26、錣山(元関脇寺尾)=14
https://www.asahi.com/articles/ASL22544KL22UTQP01Z.html

阿武松親方(益荒雄)*1は元々押尾川部屋で、所謂「二所ノ関一門」だった筈(貴乃花もそうなのだが)。いまさら何を言ってるんだと馬鹿にされそうだが、角力における〈イエ制度〉崩壊はもう明らかで、「一門」という表現はもう止めて、一派、例えば貴乃花一派というべきだね。