「若者特有の心理」(尾木直樹)

承前*1

尾木直樹*2「なぜ若者は“死にたい”のか」http://blogos.com/article/259503/


曰く、


大人が思う以上に、「死にたい」と感じる若者は多い。ボクが教員時代に実施したアンケートでは、大体半数の生徒が「死にたいと思ったことがある」と回答。SNS上で自殺願望をつぶやく若者の多さに衝撃を受ける方もいると思うけれど、思春期という発達段階において、自分の生き方や進路、生と死について深く考えるのは自然なこと。また、思春期の脳は怒りや悲しみといった「負の感情」に敏感であることも明らかになっている。ストレスや苦痛、孤独をより感じやすいのがこの時期の特徴なんです。

 ただ、「死にたい」とつぶやくことと実際に死ぬこととは全く違う。SNSに書き込むのは、そうすることで鬱屈した思いが少しは解消されたり、同じように悩む人がいるんだと救われたりするから。その裏には、誰かに自分の気持ちを聴いてほしい、辛さを理解してくれる存在がほしいという、共感を求める痛切な思いが隠されている。そうした心理につけこみ凶行を繰り返した白石容疑者は悪魔。

 事件後、「死にたい人は死ねばいい」などの声がみられて気がかり。その「冷たい視線」が悲しいわ。また、「自殺願望の書き込みを禁止に」といった声もあるけど、ネット上の書き込み自体をいくら禁止しても、根本的な解決にはならない。

妥当な意見。