齊藤貴義「インターネット老人会の境界はどこか?」http://hatebu.me/entry/2017/10/12/170650
曰く、
要するに、Windows 95のユーザーだった人ということか。或いは「パソコン通信」と「インターネット」の狭間を経験した人というか。
インターネット老人会のハッシュタグが今も活況です*1。しかしFlash全盛の頃をインターネット老人会と呼ぶ人もいて少し違和感を感じます。その頃は既に普及期だったのではないかと。NCSA Mosaicを使っていた人々を老人会と呼ぶ人々もいますが、それは逆に狭義すぎるように思います。
1996年〜2002年頃にパソコン通信やインターネットを使っていた人々をインターネット老人と呼ぶのが一番妥当であるように思っています。
そういえば、20131年に、
ということを書いていたのだった。
(前略)川上善郎、川浦康至、池田謙一、古川良治『電子ネットワーキングの社会心理』(誠信書房)が刊行されたのは1993年で、ここで謂う「電子ネットワーキング」もインターネットではなくて「パソコン通信」における「ネットワーキング」なのだが、この年はきゃりーぱみゅぱみゅが生まれた年だ。http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130507/1367932532電子ネットワーキングの社会心理―コンピュータ・コミュニケーションへのパスポート
- 作者: 川上善郎
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 1993/05
- メディア: 単行本
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ということで、ずらっと列挙されているのだが、〈黒木掲示板〉というのも加えてほしいなと思った*2。
90年代からネットを使ったりホームページを作っていた同世代人なら体験したり知っているであろう「今となってはニッチとなったキーワード」を書き出してみました(インパクなどメジャーすぎるキーワードは除いています)。ここにあるキーワードをほとんど知っているならば、インターネット老人であるように思います。
何れにせよ、ネット世界は敬老精神が欠如した世界だということはいえるわけだけど。