ファイティング・ポーズ

承前*1

群馬大学医学部教授「懲戒解雇」事件を巡って、NHKは教授の実名を伏せていたが、実名で報じているメディアもある。
さて、その研究室サイトに曰く、


とは言っても、世の中にはどうして自分に自信のない連中がこうも多いのでしょうか?群馬大学に赴任して以来、こういった情けない連中によってことごとく研究を妨害されてきました。そろそろ堪忍袋の緒が切れてきましたので、報復措置を取るべく動き出してしまいました(笑)。走り出したら止まらないのが私です。
 “仁義を通して非道を許さず”これは私のモットーです。極道者の言葉ですが、これが私の信条です。要するに、こちらからは攻撃は仕掛けないが、攻撃されたら1,000倍にして返すというものです(半沢直樹のようでしょ?やられたらやり返す!倍返しだ!)。今まで散々私の研究を妨害してきた連中が後悔する日もそう遠くないでしょう。悪は必ず成敗しますので、これから起こるドラマを皆さん楽しみにしていてください(大笑)。
http://emotolab.jp/01_greeting.php
この記事は2013年9月に最終改訂されたもの。既にその頃からファイティング・ポーズだったわけだ。また、「妨害」の成果かどうか知らないけれど、研究室の構成がかなりすかすかになっている。ポスドク1人、博士課程の院生1人、修士が1人、学部生はなし*2。サイトを見て気づいたのは、ご本人のパーソナルなコンテンツは今月に入っても更新が続いているのに*3、研究室のサイトとしては今年5月で更新が止まっている*4。6月或いは9月は学会シーズンなのにね。今回の「懲戒解雇」に至る大学当局とのトラブルが本格化したのは多分この頃か。
この先生、「懲戒解雇」されてそのまま引き下がるのではなく、裁判闘争に持ち込むのだろうか。だとしたら、その第一歩として、地位保全の申し立てがある筈だけど、それって期限はあったのだろうか。
さて、群馬大学で「懲戒」ということで、火山学の先生*5? と早とちりした人も少なくなかったようだ。でも、あの何故か放射性物質も含んだ火山活動は取り敢えず終熄したんじゃなかったっけ?