承前*1
James S Williams*2 “Anne Wiazemsky obituary” https://www.theguardian.com/film/2017/oct/10/anne-wiazemsky-obituary
事実的な確認。
アンヌ・ヴィアゼムスキーとジャン=リュック・ゴダールが出会ったのは、ロベール・ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』(未見)の撮影現場。このふたりの恋愛では、最初に積極的にアプローチしたのはアンヌ・ヴィアゼムスキーで、ゴダールに手紙を書き、『バルタザールどこへ行く』の撮影現場に呼び出した。
『中国女』が制作されたとき、既にふたりは結婚していたが、その一方で、アンヌ・ヴィアゼムスキーは巴里大学ナンテール校に入学し、哲学を専攻していた。『中国女』で彼女が演じたヴェロニクのキャラクターには素の彼女がかなり反映していた。映画の中で、ヴェロニクが電車に乗りながら、哲学者のフラシンス・ジャンソン*3と革命や暴力についてディスカッションするシーンがある。アンヌ・ヴィアゼムスキーはナンテールで実際にフラシンス・ジャンソンの教えを受けていた。
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*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171006/1507314989
*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161111/1478843587
*3:See eg. https://fr.wikipedia.org/wiki/Francis_Jeanson https://en.wikipedia.org/wiki/Francis_Jeanson https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3