牛も避難

承前*1

バリ島のアグン山、火山活動(地震)はさらに活発化している。9月29日付けの記事によれば、避難者は既に14万4000人に達している*2
さて、


Agence France-Presse “Bali volcano threat puts volunteers in race to save cows and monkeys” https://www.theguardian.com/world/2017/sep/30/bali-volcano-threat-puts-volunteers-in-race-to-save-cows-and-monkeys


現在バリ島では、1時間に1回の頻度でマグニチュード2〜3の地震が起きているが、そうした中で避難しているのは人間だけではない。動物たちも。犬のようなペット、豚、鶏、牛のような家畜。それから、「野生の猿」も避難の対象となっているとあるけれど、どういう方法で猿たちを招集し、避難させるのかはわからない。避難する動物たちの中でも特に目立っているのは牛。アグン山麓は牛の放牧地であり、地域の経済の柱にもなっている。インドネシア政府によると、既に1万頭の牛を避難させたが、まだ2万頭が麓に残っているという。