承前*1
『西日本新聞』の記事;
ヤマトには最近売り出し中のヤマカガシと蝮しか毒蛇はいないのだった。「ヘビの種類は分かっていない」って、「5日間入院して」どんな「手当」を受けたのだろうか。種類が分かっていないなら、血清はあり得ない。毒を吸い出すとかしたのだろうか。また、どんな「症状」だったのか。「患部が痛む」というのは「症状」ではないだろう。腫れたから「痛む」とか組織が破壊されたから「痛む」とか言わないと、「症状」の記述にはならないよ。さて、兵庫県の例でもそうだったけれど、血が止まらないというのは、毒蛇、とくにヤマカガシの毒の重要な指標であるらしい。
福岡でも小5が毒ヘビ被害 かまれ5日間入院
8/2(水) 9:37配信 西日本新聞
福岡県飯塚市の小学5年の男児が7月25日、同県宮若市内で毒ヘビにかまれ、5日間入院していたことが分かった。
男児が通う小学校によると、男児は25日の昼ごろ家族と宮若市の千石峡で川遊びをしていて、体長1メートルほどのヘビを見つけ触ったところ、親指をかまれた。母親が病院へ連れて行き、集中治療室で手当を受けるなどし、29日に退院したという。男児は患部が痛むなどの症状が出た。ヘビの種類は分かっていない。
7月29日には兵庫県で小学生がヤマカガシとみられる毒ヘビにかまれ、一時意識不明の重体になった。学校から31日に通報を受けた飯塚市教育委員会は「ヒアリやセアカゴケグモなどの被害が全国で報じられている。夏休み期間中だが、学校を通して注意喚起したい」としている。
=2017/08/02付 西日本新聞朝刊=
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00010001-nishinpc-soci
ところで、
おかだ外郎「毒ヘビで亡くなった人は年間何人なのか 」https://news.allabout.co.jp/articles/d/68032/
20141年の記事。この年、奄美では10年ぶりにハブに噛まれて死んだ人が出た。また、
ところで、おかだ氏は「子供の頃にテレビの「ディズニーランド」でガラガラヘビが登場したときには「恐怖の存在」として描かれていたのが印象に残っています」と書いている。俺も「印象に残っています」。『ディズニーランド』というタイトルかどうかは憶えていないけれど、「ガラガラヘビ」*2の動画を初めて見たのはディズニー系のドキュメンタリー番組だった*3。
普通の蛇は人の気配を感じるととっとと逃げていきますが、私が山道でマムシに会ったときには、目が合っているのに逃げないんですね。それどころかこっちを威嚇して向かってきそうでした。小道の真ん中からどいてくれないとこちらも先に進めないのでしかたなく石を拾って投げたら、案の定命中はしませんでしたが、さすがに先方も飛び道具には驚いたのか退散してくれたので、こちらも助かりました。
*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170731/1501432589 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170801/1501558237
*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160224/1456327255
*3:それ以前に、図鑑などでイラストは見ていたと思う。