箱根と韓国

UTAU

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三木露風作詞の「赤とんぼ」を、赤蜻蛉に追いかけられたトラウマの歌だと思い込んでいたという話は何度かした*1
さて、鳥居忱*2作詞、滝廉太郎作曲の「箱根八里」という歌がある*3。箱根の山は天下の険/カンコクカンも物ならず。たしか小学4年生の頃、何故「箱根」と韓国が関係あるのかと、とても不思議だった*4。しばらくして、日本地図を見ていたら、鹿児島県に韓国岳*5という山があるのを見つけた。そして、韓国岳はカンコクカンと念むのであって、箱根の山との韓国岳を比較しているんだなと安易に納得してしまった。実はカンコクカンというのは中国河南省の函谷関*6であるということを知ったのは中学生になってからのことだ。というか、誰も正しい答えを教えてくれなかった。小学生の頃にインターネットがあったら、もしかして熱湯浴になっていたかも知れないね。Soul foodをSeoul foodだと思い込んでいた熱湯浴を嗤うことはできない(汗)*7
さて、函谷関は老子(李聃)が『道徳経』を書いた場所*8。その後、印度に行った?*9

老子 (中公文庫 D 1)

老子 (中公文庫 D 1)