鳥取オアシス

朝日新聞』の記事;


鳥取砂丘の「オアシス」、巨大化 初めてボートで測量

横山翼

2017年3月11日08時26分

 鳥取砂丘鳥取市*1の「オアシス」が例年よりも巨大化している。県や国などでつくる鳥取砂丘再生会議が10日、無線操縦のボートで測量したところ、面積は昨年比2・5倍以上の約5430平方メートルとわかった。水深も最深約1・4メートルと例年以上だった。

 同会議によると、オアシスは馬の背と呼ばれる小高い丘の近くにあり、地下水がわき出た水たまり。今年は33年ぶりの大雪の影響で融雪水が多くなり、巨大化したと考えられるという。

 今年は水深が深く、例年のレーザー測量ができないことから初めてボートを導入。依頼を受けた建設コンサルタント会社の担当者がコントローラーでソナーやGPSを備えたボートを走らせ、水深や大きさなどのデータを集めた。

 同会議の堀田利明事務局長(60)は「ボートで縦横無尽に測ることができ簡易に測量できた。(観光客は)勢い余って入らないように注意して、きれいな景観を楽しんでほしい」と話した。(横山翼)
http://www.asahi.com/articles/ASK397FVMK39PUUB00G.html

記事に添えられた写真とか動画を見て、一瞬、樹がないぞ! と思ったのだけど、「オアシス」の定義に草木の存在は必須ではないのか。「オアシス(英語:Oasis)とは、砂漠やステップといった乾燥地域において、淡水が存在する場所をいう」*2。まあ「オアシス」の存在自体、初めて知ったのだった。
ところで、この「水たまり」は池なのだろうか、それとも湖なのだろうかと思った。また、「水たまり」が湖と呼ばれるためには面積がどのくらいなければならないのか。手許の辞書によると、「池」は「湖沼」よりも(面積が)小さい。でも、「池」と「湖沼」の境目が何平米くらいなのかはわからない。「沼」は「湖」よりも浅い。「沼」と「湖」を分かつ水深は5米だという。鳥取の「オアシス」は水深からいうと、まだまだ「湖」とは言えないようだ。